イケメンコメンテーター、自称経営コンサルタントのショーンK氏の詐称が明らかになったようだ。
内容は下記があげられている。
1.テンプル大学卒→日本の高卒
2.ハーバード大学院(MBA)卒→オープン授業を3日受けただけ
3.パリ大学留学→オープンキャンパスに行っただけ
4.経営コンサルタント→実態のないペーパーカンパニー
※ただし、ショーンKは自身のHPにて経営コンサルタント事業は下請けという形でやっていたのでクライアントからの証言は得られないが本当に仕事はしていたと主張している。
5.米国人親から生まれたハーフ→純粋な日本人
6.ショーン・マクアドル川上→川上伸一郎
※昔、熊本で同級生だった人物は当時の川上氏のあだ名が「ホラッチョ川上」だったと語っている。ホラッチョというのはホラ吹きを意味する言葉だ。
7.世界7ヶ所にコンサル会社→実態なし。具体的に語れる実績もなし。渋谷にあるオフィスは月3万円のレンタルオフィスと判明
8.共同経営者にジョン・G。マクガバン氏→無関係な人物の写真を無断使用していた。
source:http://netgeek.biz/archives/68189
人の印象やキャラクターは見た目9割で判断されると聞いたことはないだろうか。
これはどういう事かというと、ある研究によって証明されている。
それによれば、パズルを与えられた被験者たちは、パズルが解けたと意識的に自覚する8秒も前に、実際にはパズルを解いていたのだ。研究者達は脳波検査(EEG)で被験者の脳の活動モニターをし、問題解決に達したときと関連づけられる脳波パターンを確認することによってそう判断した。
意思決定におけるタイムラグを示す研究者のいるしどうやら私たちの脳は、意識的に自覚する前に決断に達してるようだ。
つまり、
人の印象や信用できるかなといった疑念もその人の見た目によってかなり左右される。
その見た目によって、脳科学的には「この人は信用できる!」といった判断を自覚的にするよりも前に、脳は無意識的にジャッジしているのだ。
ショーンK氏の見た目の良さ、話し方の上手さや雰囲気によって、嘘で塗り固められた経歴を信じてしまっていたのであろう。
では、ショーンK氏は悪い人なのであろうか?
「嘘」はいけない事である。それは間違いない。
でも、誰しもこういった類の嘘・ハッタリはついたことあるのではないか。
話をデフォルメして自分を大きく見せようとしたことはないか。
しかし、ショーンK氏の場合はやり過ぎだったのである。
嘘で固め過ぎてしまって、もう真実を言うことが出来なくなってしまった。
それで仕事の依頼も受けている。
人によっては詐欺野郎と罵りたくもなるだろう。
ショーンK氏には謝って頂きこれからは真摯に世間と向き合い、等身大の自分でいることをオススメする。