Webpという画像拡張子と突然出会った。
プロパティを見ると「Chrome HTML Document」となっている。
画像ファイルではないのか…バグッたのかなと思ったが、これは米Googleが開発している静止画フォーマットとの事です。
読み方は「ウェッピー」
ゆるキャラみたいじゃないか!
開いてみるとエラーで開けない…表示するソフトはどうしたら良いのか。
とりあえず拡張子をjpgにリネームしてみたらいつものビューアで見ることは出来た。
このまま使うのは何だか不安なのでちょっと調べてみました。
ファイルの拡張子は .webp
採用することでWebサイトの表示速度短縮やトラフィック量の節約が期待できます。
- JPEGと比較してファイルサイズが25-34%小さくなる(非可逆圧縮モード)
- PNGと比較してファイルサイズが28%小さくなる(可逆圧縮モード)
- JPEGとは異なり、非可逆圧縮でもアルファチャンネルを扱える
- エンコードは PNG よりも時間がかかるけど、デコードは PNG よりも高速
WebP lossy support
Google Chrome (desktop) 17+
Google Chrome for Android version 25+
Opera 11.10+
Native web browser, Android 4.0+ (ICS)
WebP lossy, lossless & alpha support
Google Chrome (desktop) 23+
Google Chrome for Android version 25+
Opera 12.10+
Native web browser, Android 4.2+ (JB-MR1)
Pale Moon 26+
WebP Animation support
Google Chrome (desktop and Android) 32+
Opera 19+
img要素にWebPファイルを指定することもできるのですが、Chromeでしか画像を表示できません。
なんとも不便ですね。普段は使うこと無さそう…
そこでひと工夫…picture 要素を使う必要があります。
<picture> <source type="image/webp" srcset="sample.webp" /> <img src="sample.png" width="400" height="400" alt="サンプル画像" /> </picture>
picture要素のなかにimg要素を含めます。
alt 属性や width 属性・height 属性はimg 要素にのみ記述します。
そうするとWebP画像対応ブラウザーではsource要素に指定した画像が優先され
img要素内の src 属性が srcset 属性の内容に差し替わるようになります。
picture要素自体のブラウザ対応はIE以外は基本的にOKみたいです。
(2018/10/18 現在)
■無料ソフト
WebP画像を作る君
■GulpやGruntのプラグインを使う
grunt-webp
gulp-webp
■フォトショのプラグイン
WebP Format